まさかの再生医療

うわ~痛い!
スピーバク氏が指を切断したのは、模型の飛行機のプロペラに指をうっかり入れてしまったため。
1cm以上切断されてしまい、しかも切断された部位はどこへ行ったのかもわからない状況でした。
写真に写る指の切断面はくっきりと映っており、医師から指は一生切断されたままだと告知されたんです。
しかーし次の写真では・・・
なんと指がはえてきた!!
えー!! トカゲのしっぽじゃあるまいし、これはいったいどういうこと?
驚くべきことに、彼は指を移植をしたわけではありません。 彼の指はまた生えてきたのです。
その秘密は 「 ピクシーダスト 」 ( 妖精の粉 ) と呼ばれる粉。
器官再生に関する薬剤分野で働く、スピーバク氏の兄弟であるアランが、彼にそのパウダーを送ってきたのです。
スピーバク氏は10日間ほどそのパウダーを指先につけました。
「 2日目につけたときには、すでに元に戻り始めていることに気づきました。毎日少しずつ伸びて
完全に元に戻ったのです。体完全に戻るまでに4週間かかりました。 」
現在彼は完全に、指の感覚があり動くそうです。 まじか!!
さていったいこの魔法の粉はいったいどういうものなのでしょう?
この 「 ピクシー・ダスト 」 はピッツバーグ大学の研究室から来たもので、そこでは細胞外マトリックスと呼んでいます。
シート状にしたり、粉状にできるそうです。
シンプルなプロセスのようですが、もちろん科学的には複雑です。
スティーブ・ベイディラック博士が説明するには、「 人間の身体には様々なシグナルがあります 」
その中で細胞組織の再生に良いというシグナルなどを見つけました。 一つの考え方として
傷を形作るために刺激するものを取り除き、代わりに構成し再生していくというシグナルを残したのです。
要はこの細胞外マトリックスを傷口につけると、細胞を刺激して傷を作らせず再生を始めるということのようです。
このテクニックが極められれば、重傷を負った指だけでなく、大火傷や臓器の損傷なども治療できることになります。
博士はまた、10年以内に骨の再生やその周りの組織の再生に成功しているのではとみています。
もうすぐブエノス・アイレスの食道ガンの女性に臨床実験が行われるそう。
現在ではまだまだ臨床実験の段階ですが、指が生えてきて再生したという治療にはびっくりでした。
じっさいの映像はこちらから → BBC - The man who grew a finger
(1回CMが入りますが、そのままでニュースがみれますよ)
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